お知らせ
成人用肺炎球菌ワクチンのご案内
2016年09月01日
成人用肺炎球菌ワクチンについて
現在成人に使用できる肺炎球菌ワクチンは、「ニューモバックスNP」と「プレベナー13」の2種類があります。当院では、どちらの肺炎球菌ワクチン接種も行っています。
●「プレベナー13」(自費のみ:10,800円)
沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン(結合型ワクチン)
免疫記憶がつきやすい
鼻やのどの粘膜への定着(保菌)を防止できる
小児へは定期予防接種となっている
65歳以上は平成26年6月から接種可能(自費)
●「ニューモバックスNP」(公費(下記)、自費:7,560円)
23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン(多糖体ワクチン)
平成26年10月から公費で予防接種開始
プレベナーより安価
侵襲性肺炎球菌感染症(IPD)の原因菌の80%以上をカバー
鼻やのどの粘膜への定着(保菌)を防止できない
※アメリカ疾病対策センター(CDC)によると、初めて肺炎球菌ワクチンを打つ方には、最初にプレベナーを接種し、次にその6-12ヶ月後にニューモバックスの接種を薦めています。
今年度ニューモバックスの公費負担の対象者となっている方でプレベナー接種をご希望の方は、9月中の初回プレベナー接種、来年3月にニューモバックスを接種していただくことをお勧めします。それ以降になりますと、ニューモバックスの公費負担期間ではなくなり、自費になります。
◆ニューモバックス定期接種(京都市公費負担)について
平成26年10月1日から京都市高齢者の肺炎球菌ワクチンの予防接種が、定期接種となりました。
平成28年度から平成30年度までの間は、65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳の誕生日を迎える方が対象となり、平成31年度からは、接種日当日に65歳である方が対象となります。対象者以外で接種をご希望の際には自費となります。
■対象者①
平成28年度に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる方
(過去に肺炎球菌ワクチンを受けていない方)
■対象者②
平成28年度に60~64歳になる方で、心臓、腎臓、呼吸機能、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害のある方
●料金:4000円(自己負担金)(京都市民の方)
※市・府民税非課税者、生活保護受給者、中国残留邦人等支援給付受給者は負担金軽減があるため、自己負担区分証明書の事前申請を保健センター等にて行ってください。
※後日提示・提出されても、料金は還付されません
予約電話
予防接種をご希望の方はご予約ください。
林ハートクリニック
TEL 075-212-0889